7月になりました。
初めての育児中の私です。
夜、全く眠らなかったり、オムツ交換中におしっこをして
下着までびしょ濡れになってしまったり、
そんな時は、どうしてもイライラしてしまい、
そんな自分が嫌になり落ち込んでしまいます。
一日が早く終わりますように。
早く大きくなりますように。
そう願う一方で、
新生児は一生のうちのほんの一瞬で
それはとてもとても貴重なひと時で、
あの可愛さにもう一度逢いたいと思っても、
あのぬくもりにもう一度触れたいと思っても、
それは叶わぬことで二度と戻ることはできない日々。
イライラしてしまうのも、
かわいいと思うのも本当の今の私です。
でも生まれて27日目。
少し気持ちにも余裕が出てきて、
かわいいなと思う方が圧倒的に多くなってきました。
よかったよかった。
ほんの一瞬
産まれました
6月4日に無事出産いたしました。
焼肉、オロナミンC、アロエ、ラズベリーリーフティー、パイナップル、
散歩、バランスボール、階段昇降…
全て試したものの、全く生まれてくる気配なく、
あっけなく予定日が去り、
41週目で入院することになりました。
始めは錠剤を1時間ごとに飲み陣痛を誘発しますがあまり変化なく、
夕方バルーンを入れそれから陣痛が来るようになりました。
痛みに耐えた孤独な夜。
そして翌朝の内診で子宮口は5㎝に!
あとは点滴で30分ごとに陣痛促進レベルを上げていき、
レベルが上がるほど陣痛が強くなるということで、
この点滴が一番の恐怖でした。
レベル10から始まり、最終的には110までに上がります。
こわーい!!
朝からこの点滴をやるものの、昼に内診しても子は下がらず、
子宮口も変化なく…ついに夕方になってしまいました。
最後の手。人工破水。
先生が持つ、先がとんでもなく長いはさみを見てしまい恐怖!
なかなか割れずに先生の手も震えている。
そしてついにぶわ~っと温かい水が出てきました。
しかしやっぱりこれ以上お産が進むことなく、
子宮口も7.5㎝。
帝王切開にしましょう。
先生に言われた時はようやく終わりが見えて嬉しかったです。
しかーし!
この手術までの準備の時間が最も辛くて、
来てしまった陣痛は止められない。
もはや今の私には意味をなさない陣痛が次から次へと襲ってきます。
必死に呼吸しながら、剃毛され裸になり着圧ソックスをはかされ、
ヘアキャップをかぶり、手術台に上がってまた陣痛!
痛いらしい背中の麻酔が気持ちいいと感じる程嬉しかったです。
手術後すぐに赤子が生まれ悲鳴のような声をあげました。
嬉しくて泣いていると助産師さんが涙を拭いてくれました。
それからすーっと意識がなくなって、気が付くと病室にいました。
気持ち悪くなって吐き、その晩は動けないし、電気毛布が暑いし、
尿管がついているのに尿がもれそうな感覚になるし、
お腹の傷が少し痛むし、後陣痛が痛いしでとても辛かったです。
寝たきりの方の気持ちが分かった夜でした。
助産師さんが夜中来るのがとにかく待ち遠しかったです。
助産師さんが話をきちんと聞いてくれるのが嬉しい。
助産師さんに体を触られたり動かされるのが嬉しい。
助産師さんがアツアツのタオルで私の顔を拭いてくれて嬉しい。
助産師さんが私の体の向きを変えてくれるのが嬉しい。
寝たきりだった祖父に私はもっとやれることがあったな。
そう思わずにはいられない夜でした。
出産フルコースを味わえたからこその気づきがたくさんありました。
帝王切開でよかったなと思いました。
きっと自然分娩だったら私は変な自信がついてしまったかもしれません。
これでよかったんだきっと!
翌日からはもう管を取りたい一心で、動きたい一心で頑張りました!
尿管が取れ、足踏み運動から始まり、その後歩行練習、
ひとりでトイレも行けてやった~!
背中の麻酔の管も取れ、ついに点滴も取れて久々のシャワー!!!
やったーーーー!!!!
しかし鏡に映った自分の体をみてガクゼン。
ダレコノカラダハ…。
顔も足もむくみ、お腹はだらしなく、胸は粘土のお椀ような異様さ。
土偶みたい!
でもシャワー気持ちいい~!
そんなこんなで体調と体力はみるみる快方に向かい、
昨日8日ぶりにやっと外の空気に触れました。
腕の中には、今までいなかったひとりのかわいい男の子。
予定日超過
▲miyuTシャツ、トートバック、 iPhone ケース
出産予定日を過ぎて、のほほんと気ままに過ごしております。
産まれる気がしない…!
産まれる気配がない。
張るという感覚も分からない。
前駆陣痛も訪れない。
おしるしなんて皆無。
でも近いうちに産むことになるのは事実。
だから、この貴重な時をのほほんと過ごすしかありません。
おへそが今、少し出ていてほやほやと柔らかい感触なのですが、
それよりもそのおへそのしわが、明らかに×で。
おへそが×って…。
漫画みたいな出べそだなって…。
今まで知らずに検診とかで見せてきたけど、
ちょっと恥ずかしいなって思ってきた。
甥っ子(7歳)は、出産が迫る私に対して、
「不安でしょ!心配になってるでしょ!
気持ち、わかるよ~!」とおちゃめに言ってきて、
なんだか成長してきたな~と感心してしまいました。
甥っ子(4歳)は、「男の子が三人になるね」と言っていて、
あぁ~兄弟だと思ってくれてるんだなと嬉しくなってしまいました。
姪っ子(2歳)も、赤ちゃんが大好きで、
ポポちゃんも三体持っているし、
絶対いいお姉ちゃんになってくれると思うのです。
どんな子が誕生してくるのかわくわくドキドキですが、
気持ちを落ち着かせてその時を待ちたいと思います。
Tシャツやバックも販売中です
miyuイラストのTシャツも引き続き販売してます。
トートバックも仲間入りしました!
5月というのになんでしょこの暑さは。
もうTシャツの季節ですよ。これは。
ぜひご覧ください。
miyuTシャツ販売サイト【Hoimi】
生地の販売を始めた
親友のセキサチエさんに「やってみたら~」と言われていた布のイラスト!
ついに取り掛かることができまして!
ついに販売することになりまして~!!
まだ種類が少ないのですが、これから増やしていこうと思います。
器用な方!ぜひmiyuイラストの生地を使ってください!
スカーフ、バック、ブックカバー、小物…
可能性たくさん広がります。
【miyuart】の名前でやってますので、ぜひよろしくお願いいたします。
Happy Fabric
miyuartイラスト生地
【OCEANS】連載まとめ読み
まだまだ連載が続いている「妻からのキツイひと言」。
イラスト担当しております。
まとめて読めるようになりました。
今後もしばらく続きますので、どうぞ一度読んでみてくださいね。
ほんとに本当のさんきゅう
▲【わかさ出版 わかさ夢ムック77】フット・セルフケア最前線 イラスト
4月1日の記事で「さんきゅう」に入ったと書いていましたが、
できる範囲でまだ仕事を続けておりました。
しかし、出産予定日も目前に迫り、
ここで本当に産休に入ることを決めました。
以前までは陣痛がくる直前までやってやるぞ!と思っていたのですが、
昨日の検診で「子宮口は開いてきてる。でも赤ちゃんは下りてきてない」と言われ、
はっとしました。
子が「まだここがいい」と思って下りてこない分にはいいのですが、
もし「まだお仕事あるみたいだから待ってる」と思って下りてこないのだとしたら。
今まで順調にこれたのもお腹の子のおかげ。
私の方が守られているかのような感覚。
このままではダメだ!と思い、今週でお仕事を終わりにしようと決断しました。
夫にも「やっとマタニティライフだね」と言われました。
よし!これからは体を動かして、寝て、食べて、
子を迎える覚悟を決めよう…。
ムック本の表紙イラスト
わかさ出版様発行のムック本【カラダネ☆ポケット】の表紙絵を担当しています。
若かりし頃、とってもお世話になったデザイナーのお姉さまとのお仕事でもあり、
思い出深い感慨深い制作となりました。
当時の恋愛のことや、祖父の介護のことなど、たくさんたくさん相談しました。
夜な夜な長文メールを送り合い、お姉さまの文章のユーモアさに笑い、
やさしい言葉に慰められ、ロケット並みの向上心に刺激を受けたり、
当時があったから今の私がいるという感じ!
今回こうしてお仕事をご一緒にできたことを心から嬉しく思うのです。
止まらない胎動
みなさま、大型連休のGWはいかがでしたか?
私は相変わらずの出産準備、そして親友たちに会ったり、
餃子を食べるために長時間並んだり、散歩したり、
朝市に行って買い物したり、料理したり、コウノドリ観たり、
早めの母の日のプレゼントを渡しに行ったり、祖父の四十九日があったり、
なんだかんだであっという間に過ぎてしまいました。
いよいよ正産期に入り、いつ生まれてもおかしくない時期に入りました。
なんのトラブルもないままここまで来たのですが、
今!ひとつのトラブルに悩まされています。
それはむ・く・みっ!!
座り仕事をしたり、立ちっぱなしだったりした時に、
ふと足に違和感が…
あれ?と思って我があんよを見てみると、
わーっ!!!!象!?豚!?赤ちゃん!?というくらいに
足がぱんっぱんに。
いつも冷え性で青白い足の甲が、今は真っ赤になっていて、
空気を入れたの?というくらいに膨れ上がっている。
足首もなく、曲げようとすると痛い…。
靴が履けない。
夕方になるにつれてそれがひどくなり、
急いで着圧ソックスをはき、
寝て心臓より上に足を上げてる。
このむくみが下半身全体にあるのだとしたら、
産道もむくんで難産になるんじゃないのかと不安になっております。
ここまで産道に肉がつかないように、
体重調整頑張ってきたのに…!
というわけで、まだ残っているお仕事の進みが
きっとすこぶる悪いかと思うのですが、
どうぞどうかお許しください(涙)
こんなことになるとは想像できていませんでした。
しかし、小さなお腹とは裏腹に順調に育ってくれているし、
今もぼっこんぼっこんと激しく動いていて元気そうなので安心です。
まさか自分が、極端な不安症の私が
ここまでアクティブに臨月生活を送るなんて想像してませんでした。
ずっと寝たりしながら陣痛に怯え、その時を待つ生活かと思っていました。
自分が思っているより、私は強いのかもしれないなっ!
連載第5回
Webマガジン【OCEANS】連載5回のイラスト掲載されました。
ぜひご覧ください!
実家の部屋の整理をしたり、
入院準備をしたり、
退院後の準備をし始めてます。
妊娠中、目立ったトラブルもなく臨月まで来られて、
早くも我が子に感謝の気持ちが芽生えております。
そんな中、仕事で長年お世話になった方々が、
東京から来てくださり楽しいひとときを過ごしました。
「新しょうがミュージアム」にもご案内しました。
今、産休とは言っていますが、
フリーランスの私は産休もなにもなくて、
ただ仕事をやめるということ。
この先復帰してもお仕事が頂ける…とは限らない。
そのことを重々自覚した上で、お世話になっている方々にご挨拶しているのですが、
みなさん温かく「復帰したらご連絡ください~!」と言ってくださり、
またまたみなさんに、感謝の気持ちが湧いてきております。
ありがたや。
ありがたや。