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2017-04-14 | blog, お仕事, 日々のこと

日本語は難しいか否か

▲【KAI BEAUTY PRESS】カミソリ特集イラスト

毎日トーマスやドラえもんを観ながら
言葉を復唱して学ぶ、健気な甥っ子弟。

日に日に言葉も増えてきました。

しかしまだ一語全てを発することができないようで、
彼の発する言葉を周りが読み解く必要があります。

例えばこれ。

「もん」

そうです。これは簡単ですね。

ドラえもんのことを言っております。

次の問題。

「ぱん」

はい。アンパンマンのことですね。

パンってそのまんまですね。

さぁ次の問題。

「しょー」

・・・。ん?しょー・・・

私が悩んでいると、甥っ子が慌ててノートを取り出し
ペラペラとページをめくりはじめました。

そして「しょー!しょー!」と言っては、
ノートに貼ってあるジャイアンのシールを指さすのです。

私はしばらく考えて、そしてはっとしました。
そして甥っ子弟に問いました。

「もしかして、『おれはジャイアンガキ大将~』のしょー?」

甥っ子弟はにやっとして「そう!」と言いました。

甥っ子弟は「ドラえもん」なら「もん」、
「ごはん」なら「はん」、
「ふりかけ」なら「かけ」というように
言葉の最後2文字をピックアップすることが多く、
今回の事もそういうつもりで「しょー」と言っているのでしょうが、
甥っ子弟よ、ジャイアンは「ジャイアンガキ大将」っていう名前ではないのだよ。

さて最後の問題です。

「はいち」

比較的、焦る時にでる言葉です。

少しひねってます。

この答えはママである私の姉が探り当てました。
そもそも甥っ子弟はお返事を「はい!」と元気に言います。

なかなか言葉を発さず、皆心配していたその幼子が
言葉を発するということは実にこの上ない喜びであって、
「はい!!」とお返事しただけで周りの者はもう一斉に
眉を下げ、時には涙を流したりします。

その「はい!」の言い方もかわいくてかわいくてかわいい。

人形遊びに夢中でなかなかお風呂に入ろうとしない甥っ子弟に、
「もう!ずっとそこでひとりで遊んでいればよい!」と言うと
ビックリするほど元気に「はいっ!!」と言って遊び続ける。

あぁなんてかわいいのだろう。

話はそれましたが、やみくもに脱線して書いているわけではありません。

甥っ子弟は「うん」とお返事するより
「はい!!」とお返事することが多いのです。

そうです。もうお分かりですか?

甥っ子弟は「う〇ちがしたい」ということを「はいち」と言っております。

スッキリ!しましたか!

「うん」を「はい」に置き換えてるんですね。

彼に言ってやりたいです。

日本語はそこまで複雑じゃないよって。

姉と私の間で「はいち」とは【う〇ち】の丁寧語ということになっています。

2017-04-05 | blog, お仕事

【KAI BEAUTY PRESS】ネイルイラスト開始!

貝印 イラスト 線画 女性 モノトーン 水彩 ネイル 黒髪
【KAI BEAUTY PRESS】ネイルイラスト

先日、女性のカミソリのHow to特集にて、
イラストが掲載されたという記事を書きましたが、
カミソリに続き、今度はネイルのHow to特集が始まりました。

カミソリのイラストとはまた違い、
水彩の要素もプラスされ、女性も少しアンニュイな雰囲気に。

ネイル特集も本当に参考になることばかり!

ぜひぜひ日々更新されるネイル特集をご覧になってくださいね。

カミソリ特集も続々と更新予定です!

2017-04-05 | blog, お仕事, 日々のこと

お花見

▲ブス子ちゃんのお花見スタンプ えもじ署名

お花見シーズン到来ですね!

からあげと卵焼きとおにぎり持って、
のんびりお花見するのが夢です。

yuiのチェリー聞きながら、
桜のトンネルをドライブしたい…。

春はよい季節ですが、ネックとなるのが
やはり花粉症ですね。

過去最高レベルの花粉症と戦っている親友もおります。
早くおさまりますように。

私はといえば、中学高校と花粉症に悩まされましたが、
ここ数年なぜか症状がほとんどありません。
なんでだろ。

それではみなさま、よいお花見を…♪

ブス子より。

▲ブス子ちゃんのお花見スタンプ えもじ署名

まっくろくまカレンダー4月

▲「まっくろくま」カレンダー

わたし、生きてます。

先月は、ここまで仕事をした月はないだろう、
そしてこれからも、ここまで仕事をすることはないだろうという程の量の
お仕事をさせていただきました。

内容は、
●フォトブックイラスト24ページ
●年賀状86点
●バナー制作
●貝印様のサイト【KAI BEAUTY PRESS】イラスト20本
●ラベルシールイラスト60点
●POP制作
●大人のぬりえイラスト5枚

まずはお仕事をくださった方々への感謝!

そして無事に全て納品できたのは、
周りの人たちがいたからだなぁと改めて感じました。

母が食事をつくってくれたから、父が私の代わりに甥っ子たちの相手を頑張ってくれたから、
姉と何気ないことで笑い、3名の甥っ子姪っ子に癒され…
(33歳にしては生きる世界が相変わらず狭い)
毎週土曜の午後から日曜は仕事を休み、温泉に行ったり動物と触れ合ったり都内散策に行ったり
料理をしたり…だから乗り切れたのだろうと痛感!

ありがたいことに体調も崩さず!

今が幸せ

私はよくそう思うのですが、そう思えるのは少なからず誰にでもある過去あった辛い部分、
その部分が常に心のどこかにあることで、影があることで、
今がより光って白くみえやすいんじゃあないかなって思ってます。

私は今考えれば、10代の頃に一生分の辛さを味わってきたように思うので、
余計に今の、人によっては何でもないことでも幸せに感じるんだろうな。

そして先月のこの量の仕事をやり遂げた経験は、
これからの仕事の励みや自信になるのかな~と思った!
これは影の部分とは少し違うけれど!

自分でも驚くのは、
これだけ描いても絵が大好きでちっとも飽きやしないってこと。

そんな私の今月のテーマは「健康」。

体調も崩さず、とはいいましたが、肌はボロボロになり、
温泉にあった機械で測った血液年齢は50歳だし、
恐らく今、私の体は悲鳴をあげてるのだと思われます。

リズムを整えて、体にいいものを食べて、
ずっと趣味にしていた(!)献血を2年ぶりくらいに行って
血液検査をしてもらおう!

2017-03-16 | blog, お仕事, お知らせ

【KAI BEAUTY PRESS】イラスト掲載!

▲【KAI BEAUTY PRESS】掲載イラスト

貝印さんの運営する美容マガジンサイト【KAI BEAUTY PRESS】にて、
新しいコンテンツがスタートしました!

大変光栄なことにイラストを担当させていただいております!

雑誌「I love mama」時代からお世話になっている諫山さんからのご依頼とあり、
やる気まんまんで挑み中でおります。

内容はカミソリとネイルを使った美容の辞典となるコラムです。
「年相応に、品よく愉しく美しく」をモットーに、
老舗理容店さんにいちから取材を重ねて仕上げた
女性のカミソリでのケアの広辞苑です。

辞典なので、より正確にわかりやすいイラストを目指します。

毎週更新予定なので、ぜひお気軽に読んでみてくださいね!!

まっくろくまカレンダー3月

▲「まっくろくま」カレンダー

別れの季節。

別れは切なく寂しいけれど、
ほのかに春の訪れを感じる陽の暖かさに
希望を感じずにはいられません。

年中さんの甥っ子兄も、
切なさと寂しさと希望を抱き卒園する年長さんに向けて、
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を贈るそうです。

お風呂あがりに全裸にて、
暗記した「雨ニモマケズ」を見事に逆の意味に替えたアレンジバージョンにして、
ニヤニヤしながらスラスラ言う甥っ子。
「デクノボー」を「うまい棒」に替えたところが甥っ子にとって傑作だったらしく
私の顔を覗き込んでニヤ~っと「笑ってもいいんだよ」アピールしてきましたが、
私は世の5歳児の知能の高さに驚いて笑う余裕などありませんでした。
暗記するだけでもすごいのに、アレンジもできるのか…。
完全に私は追い越されました。

目の前で、裸で、大切なところを桶で隠しモノマネして爆笑している幼顔の彼ですが、
とても立派に成長しているんだな~。

2017-02-24 | blog, お仕事, 日々のこと

愛情まみれ

▲仕事イラスト

2年5ヶ月前の9月14日。
そう、くいしんぼうの日に生を受けた、お菓子と白米が大好きな甥っ子弟。

大好きなウルトラ6兄弟の声マネはプロ級に上手いけれど、
とんとおしゃべりせずここまで来てしまいましたが、
最近になってやっと少しずつ言葉が出てくるようになりました。

今まで「いーっ!」と甥っ子弟が言うと、
私(みー)のことか、甥っ子兄(にぃに)のことか、父(じぃじ)のことか
いちいち三択にして甥っ子に問わないとならなかったのですが、
ある日また「いー!!」と言うので、試しに「いったい誰の事よ」と言ってみたところ、
「めいめい」と普通に言ってきてびっくり。
※ちなみに「めいめい」とは私のことで甥っ子兄が1歳のころ、
私のことをみては「めいめい」と言ってくるので、
「もしかして私のこと?」とおそるおそる問うと
こくっと頷いたことから「めいめい」という名がつきました。

そんな可愛い可愛い甥っ子弟がついにイヤイヤ期突入です!
魔の2歳というやつです。
結構いきなりやってくるので、甥っ子兄の時と同様に
私たちは動揺してしまうのですが!
立派な成長のあかし♡

でも甥っ子兄の時は大変でした。
保育園に行くのにチャイルドシートに乗るものかと号泣して踏ん張り、
大人の力でもどうにもならずに数十分格闘。
気が付けばもう、デイサービスに行くために
祖父をベットから車いすに移動させなきゃいけない時間!
どうしようと私まで涙がにじみ…。
急きょ母に連絡し、間に合わないから叔母に頼んでほしいと言い、
チャイルドシートに乗らないチャイルドと再び格闘。
チャイルドシートに乗せないという選択も頭に浮かんできましたが、
事故に遭ったら…と思うと後悔してもしきれないので
腕を折ってもいい、死ぬよりマシだ!と決意し
100%の力で甥っ子をむりやりチャイルドシートに乗せました。

【抱っこより  深い愛情 チャイルドシート】
2017年交通安全年間スローガンの内閣総理大臣賞

話がそれました。
先日イヤイヤ期を迎えた甥っ子弟ですが、ちょっと変わったイヤイヤです。
「めいめいじゃないとイヤイヤ」

きもかわいいみたいな感じで表現しますと、実にうれこまる。
朝9時に私の部屋に来て、「わんわん!(犬をみに散歩に行こう)」
「おっおー!!!(トーマスの動画みせて!ちなみにおっおーは機関車の音)」
遊んでいる隙にトイレに行くと、追いかけてきてドアをガチャガチャ。
オムツ替えも、トイレも、着替えもめいめいご指名。
昼寝はだっこか、寝転がっためいめいのお腹の上に
うつぶせにならないと寝ない。
・・・。

嬉しいけど困るよ~!!
でも嬉しい。
名前を呼ばれるとやっぱり嬉しい。愛おしい。

まっくろくまカレンダー2月

▲まっくろくまカレンダー

 

私は仕事で「ペンタブレット」を使っています。

要するに、マウスがペンになってるやつです。

私は10年前に買ったペンタブレットを大切に
それはもう大切に使ってきました。

しかし最近どこからか聞こえてくるんです。
「もう勘弁してくれ。限界だ」と。
声のする方をみると、黄ばみきったボロボロの体をした
ペンが泣いておりました。
そのペン先は擦れすぎて鋭く斜めにとがっています。

私は慌てて近くの人に
家電売り場まで車にて連れて行ってもらい、

ペンタブレットを見学しに行きました。

ガクゼンとしました。

鋭くとがっていたあのペン先、
今では「替え芯」というものがあるのですね。

そして一番驚愕したことがあってさ
最新のペンタブレットの筆圧レベルは8192レベルなのですが、
ずっと使ってきたペンタブレットの筆圧レベルは
一体どれくらいかしら~と思い調べてみると、

なんと500レベル

もう現代人と縄文人レベルの差だよね。

私!最新のペンタブレット、買いました。

今までボロボロのペンで仕事をしてきてしまい、
仕事関係者の方々に合わせる顔もございません。
みなさん、今まで大変失礼を致しました。

でもご安心ください!

筆圧レベルが今までの約16倍のサイヤ人になったmiyuをとくとご覧あれ!

注)あくまでも筆圧レベルです。画力は変わりません。

2017-02-02 | blog, お仕事, 日々のこと

やさしさがみえる場所

サンマリーマン スタンプ キーボード

▲【サンマリーマン】スタンプ えもじ署名

先日、母と2歳の甥っ子と一緒に家の近くのコンビニに行きました。
私が甥っ子を抱いてコンビニの入り口を目指して歩いていると、
ちょいと恐そうなおじさん(偏見)が入り口でドアを開けて
待っているじゃあありませんか!
私は、その坊主で口髭をたくわえたおじさんの気が
変わらないうちに通らなければと思い慌てて小走りで
コンビニの入り口を走り抜けました。
お礼を言っても、その上下スウェットで首からイヤホンをさげたおじさんは
険しい表情を決して変えることはありませんでした。

サンマリーマン スタンプ 感謝

▲【サンマリーマン】スタンプ えもじ署名

このように素敵なエピソードは、ないようで結構あるんですよね。
こんな調査結果があります。
(車の中でコンビニに入る人々を数分観察するという
私ひとりで行った数年前の調査ですが。)
コンビニのドアを開けて自分が通る際に、
後ろに人がいないか
気にする仕草をみせた男性の割合は…
なんと9割!!!
そのときたまたまだったのかな。
たまたまかもしれない。
でも素敵ですね。胸きゅんですね。

そんな数年前の調査結果を思い出し終わったところで、
ATMでお金をおろしている機械オンチの母に近づくと
案の定、何度も何度も操作をやり直している母の姿がありました。
お母さんは期待を裏切らないな~と思っていると今度は
暗証番号をつぶやきながら入力していました。
…うん、やっぱり期待を裏切らないよね。

サンマリーマン スタンプ 怒り

▲【サンマリーマン】スタンプ えもじ署名

 

 

あの空が今ここにある

 

空 雲 キラキラ イラスト 

▲「2016年ふたり展」イラスト アクリルガッシュ

私が生まれるずっとずっと前からある木々がなくなってしまった。

小学生のときに「まっくら森のうた」を歌いながら通ったあの小さな森。
甥っ子と「この木がママでこの木がパパ!
真ん中にいるのがぼく」と言いながら歩いたあの道。
きれいな鳥の鳴き声がいつも聞こえた。

街を便利にするために、その森がなくなってしまった。
千本あまりあった木が、
たったの3日でなくなってしまった。

あの鳥はどこに行ったのかな。
暖かくなるのを土の中で待っていた虫たちは?

反対もせず、止めもせず。
見ていただけの私も同じ罪なのだなと思った。

そして森がなくなり、その空間を埋めるように空がやってきた。

その大きな大きな空はグラデーションがかっていて、
飛行機雲があちこちにみえて、
宇宙を想像せずにはいられない程の壮大な感動が待っていたけれど、
私は感動するたびに、
感動しちゃいけないと自分に言い聞かせる。

朝焼け。
今日も窓から、今までみえなかった
素晴らしいブルーとオレンジのグラデーション。

 

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