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2017-09-01

まっくろくまカレンダー9月

 

▲オリジナルイラストまっくろくま

完全に秋風吹き始めてる!

先日、年長さんの甥っ子兄が通う幼稚園でやっている英語教室のお迎えに、
甥っ子弟を連れて行ってきました。

どこで待ってたらいいのかな、
どこからお兄ちゃんはくるのかな、
慣れないことに不安を隠し切れない私は
ぎゅっと甥っ子弟の手を握り締めて耐えておりました。

すると遠くから光り輝く笑顔で、風を切りながらおでこ全快の全速力で
こちらに向かってくる少年たちが…!

その先頭を走る男こそ、
私の待っていた甥っ子兄である!!

私は本当に見間違えたかと思った。

三年前の保育園に通っていたときの甥っ子兄。

保育園には行きたくないとテーブルの下に隠れ、
保育園についても表情はさえず、
お友達が来てくれても愛想なく、
皆と離れた場所にあるソファーでいつも赤ちゃんのミルクやりをしたり
待機している、甥っ子にしてみれば祖母のような先生のところに
入り浸る日々。

運動会では雲の上を走りながら蝶々を追いかけているような、
メルヘンチックで独創的でかわいいフォームが我が家を沸かせた。
とても競争向きではなかった。

そんな甥っ子が、そんな甥っ子があんなにいきいきと走ってきたので、
私は映画のクライマックスをみているかのように感動してしまいました。

今では大好きなお友達がいて、
結婚を約束する女の子がいて、
毎週走るマラソンでは「1位になりたい」と悔しがり、
ママにしかられ「幼稚園に連れて行かないよ!」と言わたときには、
「やだ!!」と言って泣いて抵抗したり。

幼稚園の3年間の大切さを私は学んだねー。

私の幼稚園時代といえば、
大好きなやきそばを食べ過ぎておなかが痛くなったけれど、
【外でトイレ(大)はしない】というポリシーがあったため我慢。
しかし我慢の甲斐なくもらし、
こっそり先生にパンツを変えてもらった記憶・・・。

発表会のリハーサルで他のクラスの演劇に見入ってしまって、
気がつくと周りに同じクラスの人が全くいなくなっていて、
内心は今にも不安で泣き出してしまいそうなのに、
気づいてませんよ感を出しつつ演劇を見続け、
ようやくクラスの子が私を呼びに来たときに、
あぁみんな移動したわけ?みたいに自然にふるまった記憶・・・。

その後、給食のナポリタンを持って、
先に外で食べている友達の元へ走って行く途中で転び、
ジャリまみれのナポリタンを取り乱すことなく食べ始めたという記憶・・・。

女の先生に「おしり大きいね」と言って怒られた記憶・・・。

先生の話を聞かずおしゃべりしていて部屋に閉じ込められた記憶・・・。

友達と先生の靴を隠し逃げ回り、やがて捕まえられ怒られていたら
共犯の男の子が「先生の靴ここにありました!」なんて言って現れたときの
あの気持ち・・・URAGIRI。あの記憶・・・KIOKU・・・。

甥っ子兄って、なんだか立派な大人になるような気がします。

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